Lymphocain activated Killer cell 活性化リンパ球療法

こんにちは。

だんだんと鬱陶しい梅雨の気配が感じられる季節になってまいりました。

最近、いろいろと忙しくなかなかブログの更新ができず、昼食もいただく時間がないほどに忙しい毎日で、かなりストレスと疲労が蓄積している私です。足はむくみがちでおつかれ気味ですが愚痴を言える相手も猫のCcinoくらいですのでなんだかまた老けた気がしています。もうすぐ56歳ですからしょうがないですね。

そこで今日は美容と大いに関係のあるQOL(Quolity of life 生活の質、人生の質とも言えるでしょう)のお話です。

この度、加齢とともに弱くなっていく免疫力を補う活性化自己リンパ球補充療法を当院で行うことができるようになりました。

3大死亡原因の一つであるガンは加齢とともに低下してくる免疫能の低下と蜜せつな関係があることが証明されています。この免疫能はおおよそ50歳代から低下をし始め、それとともに発ガン率や感染症罹患率も高くなることが知られています。

大学勤務時代に頭頚部がんを専門に手術や化学療法、放射線療法などで戦ってきましたが、免疫療法は他の治療法が効かなかったものにだけ保険適応で免疫力を高めるお薬を投与することしかできませんでした。当然、ガン免疫の主体をなすリンパ球の直接投与は保険適応ではありません。今でも保険適応になっていないのが現実です。

すなわちガンの進行の進んだ方や末期癌の患者様にしか免疫療法剤は使用できないのが現実です。

大学勤務時代から私は免疫療法は完全に臨床ガン、すなわち臨床症状が出てからでは延命の効果はあるものの治癒効果はないと考えていました。なぜならば進行の進んだガンや末期癌の患者様にはガンと戦うだけの免疫力が失われていると考えていたからです。

リンホカインアクチベーテッドリンパ球療法は健康な患者様の血液から分離したT細胞(ガンと闘う免疫担当細胞の主役)をインターロイキン2という物質(サイトカイン: 主にT細胞を活性化するもともと体の中で産生される内因性の物質です。)で刺激して活性化し再び患者様の体内に戻すという治療法です。

私はこの治療法をガンや感染症などの予防に役立てるために健常者に定期的に施行することで臨床ガンの発生率を低下できると考えています。なぜなら日々体内で発生しているガン細胞は様々なタイプがあります。リンホカインで活性化されたTリンパ球(LAK細胞: リンホカイン活性化キラー細胞)はどのようなガン細胞や感染細胞にもアタックできる可能性を秘めているからです。

LAK2

 

当院は健常者に活性化リンパ球療法を行うことができる施設として現在唯一厚労省から認可を受けています。

活性化リンパ球療法は20年以上にわたりガン患者様の治療に応用されてきました。その間、発熱などの軽度の副作用は認めらたものの重篤な副作用は認められていません。実際、延命効果が得られた実績もあります。

また自分の細胞を体外で培養して戻すわけですから輸血などと違って感染症のリスクがございません。

これからますます平均寿命は伸びてゆくことが想像できますが、健康を保ちQOLを維持しながら人生を楽しく生きていくためには、体の免疫力を低下させないこと、これが一番大切なことであり、若さを維持する秘訣ではないかと考えます。

当院の活性化リンパ球療法は株式会社リンホテックの厳重な管理のもと生産されておりますので安全、そして安心です。

当院の活性化リンパ球療法は1クールを2週間おきで8回行います。すなわち4か月の間はガンや様々な感染症に対するリスクが少なくなります。

仕事やストレスで体が疲労している時などに活性化リンパ球療法を行うことでガンや様々な感染症予防が期待されます。

近日中にホームページに費用と方法を公表いたしますので乞うご期待ください。