こんにちは
気がつけば早くも5月。早い。
昨日、原宿のガレット屋さんでランチをしました。
表参道の裏通りを行き交う外人さんを眺めながら、ガレットプロバンサルっていうガレットを食べて、顔馴染みのスタッフとフランス語の会話も楽しめました。言葉って話さないと忘れてしまうので外国語を話せる場所は語学の維持に大切なんですよ。良い1日でした。
さて、今日は両顎手術で本当に人中は伸びるのか?唇は薄くなるのか?について考えてみましょう。
結論から言うと両顎手術で人中が元よりも長く見えるようになることはあります。多くの場合、上唇も薄くなっています。このような現象は主に上顎を後方に移動させるときに見られます。
上顎を後方に移動させると鼻唇角が広くなり、上唇のLip topは下後方に移動します。それによって上唇は実際に薄くなり、これを正面から見ると人中が伸びたように見えます(下写真参照)。
また、中顔面短縮を行う場合、上顎は上方に移動させますので粘膜の切開線も下図のように上に移動します。そのため粘膜の縫合時に上唇の粘膜を上方に引き上げて縫合しなくてはなりません。その結果、上唇の赤唇(唇の赤い部分)が内側に引き込まれて赤唇が薄くなります。赤唇が薄くなると術前に比べて人中が伸びたように見えるのです。
以上のような原因で両顎手術でルフォーを行うと人中が伸びる、唇が薄くなると言われているのですが、もともと唇が厚くて、それが気になっている人にとっては上唇が薄くなることは良いことでもあります。
唇が薄くなり人中が伸びるのを防ぐ対策としてマックスでは上唇挙筋+口角挙筋及び口輪筋の引き上げを行なっています。これによって赤唇が薄くなるのを防ぐとともに皮膚を切らない人中短縮を実現しています。