個性をだすか、バランスをとるか

こんにちは。

8月は忙しくてなかなかブログの更新ができません。

気がつくと猛暑が続いた日々も遠ざかり、少しばかり秋の気配を感じる季節になりました。

顔の骨格を分析してバランスのとれたお顔にするだけでは患者様が望むお顔にするとことが困難な場合もあります。黄金律などの数値よりも患者様ののぞむ輪郭にすることが大切だからです。

下顎角形成(エラ削り)もアゴの形態と長さを考慮して行わないとアンバランスな輪郭になってしまいます。

エラF1

エラL1

この患者様はオトガイの形とエラの突出度がアンバランスですが、この輪郭を個性とととらえれば、好みは分かれるところだと思いますが美しいと思います。

オトガイの形に合わせて下顎角形成術と下顎骨外板切除術を行いましたが、術後はシャープな印象のお顔立ちになられました。残念ながら目はお見せできませんが不思議と目の印象もシャープな美人さんに変わりました。

エラF

エラL

この患者様も下顎角形成術と下顎骨外板切除術を行いました。術前のシミュレーションで面長になるのでオトガイの短縮もお薦めいたしましたが、ご本人は面長になりたいとのことでオトガイ短縮は行わずにエラからオトガイにかけて自然なラインでつながるように下顎縁形成もおこないました。

個性を出すか、バランスよく美しくするか、各人各様の美があるんです。

 

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