口角を上げる
仏頂面に見える垂れ下がった口元を改善
仏頂面に見える垂れ下がった口元を改善
目次
口角が下がっていると、口を結んだときにへの字を描く形になります。もともとの口唇の形によるものや、加齢により口元の周りの筋肉や衰えが原因です。この特徴により、不機嫌に見られたり、表情に覇気がないといった印象を与えてしまう場合があります。反対に、口角が上がった口元は、常に笑みを携えたような好印象を周囲へ振りまきます。
このように口角は、その微妙な上下により、表情全体の印象を握る重要な部分です。前向きに捉えれば、口角が上げれば口元は大幅に明るく変化し、他人に好印象を与える表情が作れるといえるでしょう。
微笑んだときにアヒル口やカッパ口のような口元をご希望される方がいらっしゃいます。口元に可愛い印象を与えるとことで若い患者様からのご相談が多く、このような表情を作り出すには、やはり口角がきれいに上がっているというが重要となります。
※アヒル口の形成には、適量のヒアルロン酸注入をおすすめします。詳しくは唇を厚くするページをご覧下さい。「口角を上げる」手術では、基本的にはボトックス注射をオススメします。または外科的手法による口角挙上術を用いて、患者様のご希望に合わせた施術を行います。
この手術以下の方へオススメしています。
口元の表情には、3つの筋肉が司っています。口角の引き上げる作用を担うのが、口角挙筋と大頬骨筋です。前者は目元と口角を、後者は頬と口角を繋ぎます。一方、口角を引き下げる作用は、口角下制筋が担います。口角と顎を繋ぎ、口をへの字に結ぶなどの場合に作用します。「口角の下降」は、口角挙筋と大頬骨筋よりも、口角下制筋が強く働いていることにより起こります。この原因は、主に年齢を重ねることにより、口角挙筋と大頬骨筋が弛緩することにあります。
口元と顎を繋ぐ口角下制筋にボトックス注射を施す手法です。口角下制筋の筋力を弱めることにより、口角挙上筋と大頬骨筋の筋力が相対的に増します。これにより口角が引き上がります。外科的手法を伴わない、注射だけの簡単な施術となります。ただし永続的な効果はございません。注射に使用するアラガン社ボトックス®と、ジェネック製剤に該当する安価なニューロノックス(Medy-Tox社 韓国製)をご用意しております。ボトックスは、筋肉の力を緩める働きがあり、シワ取り、エラ張りの修正、ワキガの治療など、幅広く使用されています。
口角付近で上唇の皮膚を切り取り、ダイレクトに口角を持ち上げる手法です。口角挙筋と大頬骨筋の走りと表情筋による動きの影響を把握することが重要です。
ただし、皮膚の表面を切開する為、上唇の際に傷跡が残ります。上唇の形状も変化します。
手術によって上唇のボリュームが増える場合があります。中央部が薄い患者様には、ヒアルロン酸注射との併用がより効果的です。上唇のボリュームを出しながら、口角を上げるので、より明るい表情となります。
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手術時間 おおよそ60分 |
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局所麻酔 |
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腫れのおさまり:3日|傷跡:1ヶ月~半年 |
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腫れの強い術後3日間はおすすめしません。 |
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患部が濡れない程度なら可能 |
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3回 |
○メスを入れず注射のみで効果が得られる。
○ダウンタイムや痛みが少ない。
○効果の程度が弱く、効果の持続性は半年程度。
○永続的な効果が期待できる。
○口唇の形によって引き上げ具合を調整できる。
○傷跡が顔の表面に残る。上唇の形状が変わる。
◆ 口唇の形を分析し、ご希望に合わせて適切な施術をご提案します。
ボトックスか外科的手法によりそれぞれ結果が異なります。
ボトックスの効果は、3ヶ月〜半年ほどです。口角を上げる程度にもよりますが、効果を永続させるためには通院が必要となります。
外科的手法は、唇の上に傷跡が残り、思ったほど引き上がらないというリスクがあるため、基本的にはオススメしない施術です。口唇の形状や加齢によってボトックスの効果が認められない場合、または効果を永続させたい方に、ご提案致します。その際、上唇にできる瘢痕や左右の引き上げ具合に細心の注意を払って施術を行います。
輪郭整形、骨格形成、目もと、鼻、耳などの各美容施術のご予約~カウンセリング~手術~術後検診までの流れをご説明致します。
施術項目 | 金額 (税込) | |
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口角(ボツリヌストキシンA,ニューロノックス) | ¥23,100 | |
口角(ボツリヌストキシンA,アラガン) | ¥46,200 | |
口角挙上術 | ¥330,000 |
【ボツリヌス注射の場合】
一時的な注射部位の内出血・腫れ・赤み / 一時的な違和感・軽い痛み(注射後1〜3日程度) / 左右非対称に仕上がることがある(筋肉の左右差・注入量のバランスによる) / 表情の動きに制限を感じることがある / 効果は一時的(約3〜4ヶ月)であり、定期的な注射が必要になる
【口角挙上術の場合】
術後の腫れ・内出血(特に口角周辺、1〜2週間程度続くことがある) / 創部の赤みや硬さ(術後数週間~数ヶ月かけて徐々に改善) / 傷跡(瘢痕)が残る可能性がある(特に傷の盛り上がりや色素沈着) / 表情筋や神経の損傷による一時的な口元の動きの違和感 / 傷口の感染・出血・血腫の形成 / 皮膚のツッパリ感や引きつれ(特に広範囲を挙上した場合) / 一時的な唇や周囲皮膚の感覚鈍麻やしびれ