唇を薄くする
厚ぼったく見える唇を自然な大きさに改善
厚ぼったく見える唇を自然な大きさに改善
目次
ふっくらとした唇は、男女ともにセクシーな印象を与えます。しかし厚すぎてしまうと、顔全体のバランス崩れ、締りのない表情の要因となります。
俗に「タラコ唇」と呼ばれることを恐れるあまりに、笑うときには口元を隠す癖がついてしまう方がいます。
そのような方々のコンプレックスを取り除くのが、「唇を薄く」する手術です。これは、唇内側の粘膜上の組織を削除する手法をとります。その際、口を開けた部分に裂け目が生じぬよう、レンズ状に取り除き形を整えて行きます。さらに唇の内側と外側のラインを尊重しながら、唇の曲線に沿った切開と縫合を行います。これにより、傷跡を目立たせることなくスマートな唇を形成することが可能です。
また、下顎全体や前歯部の突出により唇が厚くなり、前に飛び出ていることで、タラコ唇のようにぼてっとした印象を与える事があります。その場合は、骨切りによって上顎と下顎を後方に移動させて、引っ込めることで、大幅に唇を薄くする事が可能です。詳しくは口元突出(口の出っ張り)の改善をご覧下さい。
唇を薄くする手術は、唇外側の乾いている部分と、内側の粘膜質部分の境目を切開し、余分な組織を削除する手法をとります。患者様が本来持っている皮膚と粘膜の境界線に、抜糸後の傷跡が残ります。その境界線に傷跡が融合して見えて目立つことがありません。唇に元々あるシワがあり傷跡が問題となる事はほとんどないでしょう。粘膜表面の縫合には、自然に組織に吸収される特殊糸を使用するので、縫合部分の抜糸は不要です。ただし、切除範囲が広がるに連れて口を閉じていても歯が見えてしまうというデメリットが生じます。当院では、前述の組織を削除しすぎず、唇の境界線を乱さぬようにして、患者様の理想に近づけた唇を目指します。
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手術時間 おおよそ120分 |
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局所麻酔 |
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腫れのおさまり:3日|傷跡:2ヶ月〜半年 |
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腫れがある間はオススメしません。 |
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患部か濡れない程度なら可能 |
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3回 |
◆ くちびるの厚みの原因を特定し最適な施術をご提案します。
当院では外科的手法、骨切り、矯正など様々な術法が行える環境が整っております。
唇を薄くする方法として、口唇縮小術の他に、歯列矯正、上下顎のセットバックといった方法もご提案することがあります。
全歯列が叢生(歯並びがわるい)で前方に突出していて、歯によって唇が前に押し出されている場合、矯正歯科治療で唇の厚ぼったさが改善されることがあります。
骨格性の上下顎前突症によって唇が厚ぼったくなっている場合は、骨きり手術が選択肢の1つです。例えば、上下の前歯部分を下げる、Wassmund+Köle法。また、ルフォーⅠ型骨切り術(Le Fort type 1 osteotomy)+下顎後退術(SSRO, IVRO)という術式は、上アゴと下アゴを後方へ移動させる術式です。
中でも、ルフォーⅠ型骨切り術+下顎後退術は、自然な印象で唇を最も薄く仕上がる方法と言えるでしょう。上下顎の骨を後方に下げる事で唇が引っ込み、口唇の形を変える事なく、薄くすることが可能です。その際、噛み合わせや唇のラインが曲がらないように注意を払う必要があります。
輪郭整形、骨格形成、目もと、鼻、耳などの各美容施術のご予約~カウンセリング~手術~術後検診までの流れをご説明致します。
施術項目 | 金額 (税込) | |
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口唇縮小 | (片側) ¥237,600 | |
(両側) ¥396,000 |
術後の腫れ・内出血 / 口唇の一時的なしびれ・感覚鈍麻 / 創部のつっぱり感・違和感 / 粘膜側で見えづらい部分に、盛り上がり・硬さ・白い線状瘢痕などが残ることがある / 口唇の可動域制限:表情筋の動きが一時的に鈍る / 感染・血腫(術後の清潔管理が不十分な場合)